「人間学」というアプローチによる
人材教育

「人間学」という学問について、世間一般ではあまり馴染みがないかも知れません。
人間学は、「人間とは何か?」「人間の本質とは何か」という問いに哲学的な思考と証的な調査で答えようとする学問とされています。

企業経営、並び組織運営にはこの人間学のエッセンスが必要不可欠です。
なぜか？
それは、「組織は人によって『人』が集まってできるものだから」です。

ビジネスにおいて発生する問題の要因の多くは人間関係など「人」に起因するものです。
発生する問題を効果的に解決するための方策を考えるにあたって、「人」に対する理解は大いに役立つことになります。

例えば、経営者の信念や生き方に共感した社員は苦しい状況でも関係なく集まってきて一緒にがんばってくれます。
逆の場合はどうでしょうか？
状況が悪くなったり、いい条件の転職先が見つかったりしたら簡単にいなくなってしまうかもしれません。

お客様との関係においても同様です。
商品・サービスを買うかどうかの決定権は、お客が100％持っています。
100％の決定権を持っているお客様から、他社に優先して商品を買ってもらうにはお客様との信頼関係を築く事が不可欠です。
このとき必要になるのが、人間学の実行になるのです。

現代経営学の父と呼ばれたピーター・ドラッカーは、著書『マネジメント』でこう言っています。
“マネジメントとは、科学であるとともに同時に人間学である”

人間学を学ぶ事で、「人」についてあてはまる原理原則や、行動傾向、心理傾向等を知り、物心共に豊かになるサポートを行います。